■ 飛騨高山〜伊勢志摩■

2003.08.13〜16 3泊4日  飛騨高山、伊勢志摩方面。

久しぶりの連泊でのお出掛けです。
目指すはバイクライフ時代から幾度もツーリングや林道探検に足を運んだ
私のとても好きな場所の一つ『飛騨高山』です。

お盆休みは 全て仕事の予定でしたが、急遽延期になり余暇ができました。
しかし、今さら何処も予約で一杯、キャンセル待ちすらありません。
そんな事から相変わらずのPキャン連泊の旅になりました。

13日の午後に自宅を出発。
友人宅前で幼児用の自転車キャリアを即席だけど製作する事になり、
約1時間半ぐらいでなんとか仕上がりました。
しかし、搭載する肝心の自転車が見当たらない‥‥
お子さまが何処に放置して来たのか思い出せないらしい。
仕方が無いので空荷のまま出発。
京都南I.CをPM11時半に出て、雨の高速道路をのんびりと北上
AM3時頃、東海北陸道 川島P.Aで休憩。
ここではフレンディーが2台、AFTを上げてPキャンしてました。

トイレと缶コーヒーを一杯ひっかけて出発。
車線が一車線になってからは、降り続く豪雨の為
かなりのスピードダウン。
AM5時頃、なんとか荘川I.Cに到着

I.C出口側にある桜の郷荘川の道の駅で仮眠。
目覚めてから施設を散歩。期待した温泉は10時からなので諦めました。
ここでは沢山のキャンピングカーがPキャンしてました。
AM8時半頃、
高山市方面に向けて出発。

目的は新穂高ロープウエイ。
標高の高い所も好きだけど、2階建てのロープウエイは
初めて乗るので、乗り物好きな私と息子はワクワク、ウキウキ。
乗車前に乗り場の少し手前にある温泉へ。
ここは、私のお気に入りの露天風呂で勿論息子は初体験。

雨で客足が減ったのか、この日は貸しきり状態でした。
ここまでの疲れが吹っ飛んだ。
駐車場は無料ですが、週末は一杯です。今回は雨で空きがありました。

のぼせる前にあがり、お目当てのロープウエイに乗車。
ここでトラブル発生!先程購入した乗車チケットが紛失(゜◇゜)~。
あちこち探したが見当たらず、敢え無く再度購入。気分はブルーに
しかも一向に天候は回復せず、落ち込む私に子供達のはしゃぐ声が
唯一の救い。
子供が楽しんでくれればいいじゃん!と友人の一声。
確かに...。

視界は悪くてもやはり上から眺める景色は圧巻!
快晴ならどんなに素晴らしかったのだろう。

実は、信州の旅でここまで雨に付きまとわれる事は初めて
悪くとも旅行中 半日ぐらいはお日様を拝めたのだ。
晴れ男だと信じていたぐらいに。

乗車からまもなく頂上(ロープウエイの終着駅)に着きました。
展望テラスは寒いし雨も降ってるので、足早に屋内へ戻る観光客ですが
子供達は雨の中を元気に走り回っています。

帰りのロープウエイでは、子供達は何処かのおばちゃん達の孫に化けて
お菓子を貰って楽しく下ってました。ちゃっかりしてますね。

ビデオは持参したけど、カメラを車に忘れたのね。
てな事で、このチケット売り場以外はロープウエイの画像なし。
この撮影の直後にチケットを紛失した事に気付く。


麓に降りて食堂で御飯を食べて、次の目的地は
今年7月にマイカー規制で通行出来なくなった
乗鞍スカイライン入口へ。私は過去に4回走行しましたが
真夏でも寒い標高2700メートル、マイカーで行けた最高峰でした。
初めて信州に行く知人を必ず案内した場所の一つです。
残念ですが、環境保全の為なら仕方がありませんね。

燃料電池車なら今後通行可能になるのかな?
また、雨足が激しくなり今夜の御宿となるPキャン地を探す。
明日は渥美半島の伊良湖岬まで南下するので早めに寝床に入りたい。
決めたのは、R361沿いの道の駅ひだ朝日村
ここは交通量が少なく、静かで熟睡出来ました。
後から来たフレンディーのノーマルルーフが同じく車内泊してました
大人2人、子供2人のこちらと同じ人数ですが、
やはりノーマルでは厳しい様で、寝る時は折り畳み可能なBOXに
荷物を入れて、全部で5つぐらいだったかな?車外へ出して車体の横に
並べてました。雨の中大変そうでした。我がフレのAFTに改めて感謝。

現地の写真撮るの忘れた........。

明け方4時半頃、出発。
子供達と友人は未だ寝ている。AFTには私と息子が寝ていましたので、
寝ている息子をよっこらせと下へ降ろして、AFTを格納して
私はトイレで身支度。顔を洗うが、少しねぼけてる状態で出発。
ここR361から南下する周辺は初めて走る道ばかり。
この辺は過去に数え切れないほど来ているのに
R361は何故か全部走破していない。途中で野麦峠に行ったりして
まともに南下した事がないのだ。たとえ走っていたとしても
覚えてないのかも?
そんな時に便りになるのがナビと思いきや、友人の携帯ナビなので
少し使い勝手が違う。私のナビはアンテナがシートの下に潜り込んでいて、
この時は取りでさない状況で使用出来なかった。
でもナビに頼らなくても、一本道だから楽勝と飛ばしていると
おっ!県道、おっ!林道らしき狭い山岳道路
そして、おっっっっっ!行き着いた場所は御嶽山が一望出来る
ここ↓。
私はこんな所が好きなんですが
今回は来る予定ではなかったのです。
こんな悪天候な日に来る人もなく、展望台は貸しきり状態。
折角来たのだから写真を撮って 余ってたコーヒーで一杯
山に向かって乾杯しました。皆はまだ熟睡中(-_-).
孤独な短い時間をこんな場所で味わえた事はよかったです。
のんびりしたいのところですが、急いで下山しないといけません。
フェリーの予定もありますし、道路の混み具合が読めないので
時間に余裕を持って予定をたててます。

孤独なドライブは3時間程で終了。下山後、明智付近で皆は目覚めて
にぎやかになる車内。あと、豊橋までもう少しガンバ!

豊橋市内のファミレスで昼食した後、渥美半島の
道の駅田原めっくんはうすで名物のメロンアイスクリームを食べて
大満足。そしてフェリーに乗る為に半島の先端目指してGO!
フェリーに乗る事は、子供達には内緒にしてました。
驚かそうと思ってたからです。
そうこうしているうちにフェリー乗り場に到着。
そのまま、乗船待機場へ入る。目の前に乗船ゲートが見えて
子供達が気付く、ホントにお船乗るの?私達には些細な事ですが
短い間とはいえ、乗る行為に大喜び。ヾ(*^。^*)ノ
海が荒れていて船はゆらゆら状態。子供達はそんな中、鬼ごっこ。
私は運転で疲れた体を癒す為に、暫しの仮眠。友人は船酔いみたいで
同じ寝転ぶ私とは状況が違うみたいです。

1時間弱でしょうか、鳥羽に到着。
仮眠とはいえ、寝ながら移動出来るのは大助かりです。
潮風にあたって体がべたべたになり、さっぱりしたいので
銭湯を探します。
車が確実に停車できる場所が望ましいのですが
なかなか見つからず、伊勢市内を散策していると
みっけ!目の前に専用の駐車場があり、5〜6台停車出来る。
早々に湯舟につかる。ウ〜ン最高!
外観はリフォームを施した様子ですが
中はこじんまりとしていて何処か懐かしい銭湯でした。
またお世話になりたい所です。

綺麗さっぱりした後は、晩御飯を購入して
国崎で夜釣り泊。こんな天候で釣人はいるのかな〜
と防波堤を見ると、居ますね。

負けずと仕掛けの準備と晩御飯の仕度を同時に行い
竿をたらしながら御飯を食べる。

寒い真夏の夜が過ぎてゆく、明日は泳げるかなと就寝。


翌日も残念ながら朝から曇りで、気温が低い。
当然、海水浴は無理。子供達からブーイング。
無理も無い、自宅を出発してから
雨、雨、雨 最終日に少し曇った程度。
車内には活躍出来ない浮輪が空しく転がっている。

朝飯を食べる為に、無料化になったパールロードを走り、
展望台へ向かう。ここも天候の影響で人陰はまばら。

伊勢を後に、帰路につく
帰りは山中越えルートを選択。帰省ラッシュを避ける為だ。
が.......前車の癖か、あまご釣りのルートを選択して林道に入って
しまった。走れない訳ではなく、ただ対向車が来た場合
路肩に寄る際に気を使うのだ。
前車なら大径タイヤに、ボディリフトを施してましたから
気にせずに寄れたのですが、今回のボンゴは......サイドステップがね〜。
お盆の影響か、対向車の多い事。
過去に幾度か通った道ですが、対向車がここまで多い事は初めてです。
何度バックした事か、ようやく麓に出た時にはやっと日ざしが拝めて、
青空も見れました。
信州の山では拝めなかったお日様が、関西の山中でボンゴ共々
久しぶりの日光を浴びました。
子供達は『晴れたので泳ぐのだ!』と伊勢まで戻れとうるさいのです。
伊勢は未だ曇ってるって!
市内まであと少しですが、晴れた空の下を旅気分で
ゆっくりと帰りました。
途中の小川で水遊びをやらせたら、すぐに機嫌が直った子供達だった。

余談
旅の途中、友人の親父さんが同じルート上に居た事が偶然で面白かった。
渋滞する一本道の車列の中に居る事は携帯で話して分かったが、
どちらが前に居るのか分からず、結局 方向音痴の親父さんは
私達の待つドライブインには現れなかった。
携帯がなかなか繋がらず、繋がった時には遥か彼方の街に居た。
以後、ナビを検討中と帰宅後早々に連絡があった。
会えてたら、焼肉をごちそうになれていたのに
期待していた私と息子は......。(;_;)
泊まった場所。
A 道の駅 桜の郷荘川
B 道の駅 ひだ朝日村
C 国崎漁港
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