■兵庫県、山崎1日目
■ 万博外周から中国吹田インターへ。
2009年08月03日〜08月05日 
兵庫県は山崎

1日目

今年の夏の景気は今までになく非常に厳しい。
我が家も例外ではなく大変な訳で、一昨年や去年の夏の様に
1週間ものんびりと恒例のキャラバンには出掛けられない。
しかし〜、サマーキャンプに出掛けないとますます暗くなる様で、
ポジティブな気持ちでキャンプへ出掛ける事にしました。
■ 平日の中国自動車道は快適。
という訳で、自宅から150Km圏内でキャンプ場を探したところ、
今まで何度か悪天候でキャンセルしてきた山間のキャンプ場の
兵庫県は穴栗市にあるアウトドアランド山崎に決定。
今年こそリベンジなるか。

出発日の天候は、雨の日々が続いた昨日までとは違い久しぶりの快晴。
利用する高速道路は100km以内だと、通勤割引が適用されるが
最寄りのインターからでは102kmと少しオーバーしてしまうから
次の吹田インターまで下道で走る事に。
■ 山崎インターに着いた頃には曇り空。
途中にコンビニに寄り、午前8時20分に吹田インターに入る。
割引の有効時刻は9時までなので、40分の余裕なのだ。

中国自動車道の山崎インターを目指して走る。
高速道路ではお盆前の平日だが、観光バスやレジャーの車も多い。
吹田では晴天だった空は、西に向かうに連れて徐々に雲が多くなるが、
極端な崩れがなければいい。
その山崎インターまでは吹田インターから1時間余りで着いた。


高速道路を降りたら、インター付近にあるジャスコへ直行。
ここでお弁当を買い込み、涼しい所で食べる事に。
ジャスコの駐車場で作戦会議の後、近くにある雪彦山へ行く事に。
■ 山崎インター前の国道29号線。
■ 県道430号線で鹿ヶ壷。さらに先に進んでみるが通せんぼの為
  引き返し、川遊びに。
雪彦山へは少しだけ、高速道路沿いに福崎インター方向へと戻る。
国道29号から県道430号を北上すると雪彦山の麓へ。
本当は、もう一つ奥の県道411号線か、
もしくは県道67号線で北上するのが雪彦山への道なのですが
あまり離れると、戻ってくるのに時間が掛かるので近場にした。
林田川沿いに進んで行くと、谷間に水遊びをしている団体が見えた。
さらに進むと右手においしい湧き水?が汲める場所に到着。
そこから上に登って行くと、雪彦山方向への林道の入口がありますが、
関係者以外は通行不可の柵。
仕方が無いので、先ほど谷間で川遊びしている所まで戻る事に


戻って来てから小さな橋で川の対岸へ渡ると、立派な駐車場があり、
そこから川辺へと降りられる歩道が整備されていた。
小さいお子様連れでも安全に降りれる。
■ 林田川の川辺まで歩く。
川辺の周辺は思ったよりか涼しいので、我が家はここで昼ご飯。
先ほどのジャスコで購入したお弁当を
冷たい川に足を浸けながら食べるのは、なかなか乙。(⌒o⌒)
ご飯を食べたらひと泳ぎしたいところだけど
水着を持参していないので、膝まで浸かって涼を得ることに。
■ 冷た過ぎずにちょうどよい水温。
約一時間半ぐらいのんびりして、ここを後に。
再び来た道を戻り、国道29号線で山崎インター前を通り過ぎると、
直ぐに頭上に道の駅山崎の標識が現れる
この標識が無ければわからないほど、施設が周囲の建物に埋もれていて
分かりにくい、その道の駅山崎に入るもすぐに立ち去る。
そして向かいのAコープに入り、キャンプ場で食べるご飯の買い出し。
買い出し後は、コープの裏手にある県道429号線から
キャンプ場がある北西へと走る。
■ わかりにくい道の駅山崎。
■快適な県道429号線。 ■ 橋の脇にある唯一?の看板。
平地では広くて走りやすい429号線だが、
看板がある所から分岐して、山道に移ると極端に道幅が狭くなる。
鋭角のブラインドコーナの連続に高低差がきつく
行き違いをする為のスペースがちょこっとあるだけ。
まぁ、路面は新たに舗装し直したのか奇麗だが。
我が家は運良く、回避スペースがある付近で一台のみすれ違っただけ。
後はキャンプ場まで対向車は来なかった
お盆だと交通量が増えて、重い車両だと下りは要注意。
■ 路面状況は良いが狭い。
暫くして、キャンプ場は突然現れた。
体育館の様な赤い屋根の管理棟が突如目に入る。
周囲には何にも無い。まさに孤独。
山道に入ってからキャンプ場までは、家族が車酔いしない様にと
慎重になおかつ、クーラーをバリバリ効かせての登りの為、
時速30キロ以下での走行を余儀なくされた。
県道429号線から分岐して道が狭くなった所からだと
およそ30分以上掛けてキャンプ場に着いた事になる。
■ 田舎の体育館風の管理棟。
管理棟の奥にはトレーラーハウスが山の斜面に数台あり、
入口の駐車場に隣接しているフリーサイトには、利用者がひと組いた。
ここの地形上、管理棟やトレーラーハウスからは
奥に広がる場内全体のテントサイトは直視出来ないレイアウト。

受付で取り敢えず一泊のみの料金を支払い、後は明日考える事に。
AC電源はほとんどのサイトに備わっているが
500円を支払わないと利用出来ない。
標高が低いだけでは決めつけられないが、川沿いでもないので
ある程度は暑いかと覚悟はしていたが、
本日は何か、蒸し暑を感知する体内センサーがピクピク!。
今夜は扇風機がいるかも。財布から500円が消えた。
そうそう、受付時にキュウリや茄子を無料で頂ける様で
お言葉に甘えてキュウリのみ頂いた。
■ 茄子とキュウリを頂けました。
頂いたキュウリを持って、指定されたB‐1サイトへ向かう。
場内にはアスファルトの部分は何処にも無い、すべて砂利道。
管理棟の駐車場広場から少し土手を登り奥へ進むと、
最初に目に入ってくるのはペット兼用のサイト、今は誰もいない。
カミさんがサイトを見るなり、
「ここはいいな〜広くて涼しそうで」と、ぼやく。
でも、ペット同伴でないと駄目とちゃうんかい?と私は思ったが、
後で管理人さんに訊くと、ペット無しでも可能らしい。
ただ、仮に利用出来ても万が一、ペット同伴キャンパーが突然、
団体で現れたら無条件で移動するしかないし、そうなると面倒だよね。
まぁ、平日だからそんあ事滅多に無いと思うけど。
■ ログハウス前の分岐。青は下り専用。
■ 最初に指定されたB-1サイト。狭い、日陰が無い。 ■ Aサイトスペース。こちらも日陰が無く夏は不向きかも。
そして、ペット同伴サイトの入口があるコーナーを曲がると、
その先にログハウスみたいな小さな建物が現れる。
そこから3方に道が分岐していて、登りのひとつは一方通行で行けない。
平地の方はAサイトスペースに繋がっている。
どうやらB-1サイトには中央の登り道を行くみたいだ。
シャワー室の建物から少し行くと指定されたサイトはあった、あったのだが
狭い!日陰が無い!坂の途中にあり下のAサイトから丸見えで落ち着かない。
という訳で管理棟に戻り、物言いをする事に。
その前に、何処に変更してもらうか場内を散策。
上段のBサイトの9.10.11サイトは魅力だがすでに満員で埋まっている。
ちなみに最初に指定されたBサイトの下段、それと中段には誰もいない。
■ 人気があるBサイトスペース最上段。
結局、
周囲に人が居なく、のんびり出来そうなDサイトのスペースに絞る。
全部で5つあるDサイトは各サイトにシンクもかまども無いけど、
平日なので、中央広場にあるDサイト専用のシンクは貸し切り状態。


私達が訪れた時は、6組のキャンパーにひと組のトレーラーハウス利用者。
もっとガラガラだと思っていたが、意外や意外。
とはいえ、全体ではかなり寂しいぐらい空いている。
■ B-1サイトから変更してもらったD-1サイト。
■ 車を手前に寄せれば、タープがもう一つ張れる広さ。 ■ シンクは5つあるDサイトスペースの中央に位置している。
管理棟に戻り、事情を話して場所をかえてもらう事が出来た。
希望通りの広さ、プライバシー優先でのんびり出来そうなD-1にした。
周囲から孤立していて、Dスペースに誰も来なければ
なかなかにプライベートなキャンプが楽しめる。平日限定だろうけど。
人が沢山いる週末利用なら私達もBサイトの上段がいいな。

サイトに着いて、素早く設営をして温泉に行くぞ〜とハッスル。
と、準備をしていると、大きなカミキリムシが飛んで来た。
ここへ来て最初の昆虫発見。
こやつは自宅の周辺にもいるけど、これはデカイ。さすが昆虫の宝庫。

さて、設営を終えて食事の準備をしてから温泉に出掛ける。
先ほど言った通り、周囲にには何もない。あるのはダチョウ牧場と赤い橋。
■ う〜ん?ただのボロイ橋にしか見えないが.......。
地図上では行きに登って来た道を下るよりか北上する方が
温泉のある集落に近い事が判明。取り敢えず行ってみる事に。
入口付近にあるダチョウ牧場を横目に道路を下って行くと分岐があり、
赤い橋が見える方向へ向かう。
その橋は観光名所らしいのだがマメに手入れされていないのか、
昼間なのになんか不気味。こんな所に人が来るのか?(・_・?)


道路はキャンプ場に来た道よりもカーブも少なく急激な高低差は無いけど、
路面状態は悪い。道の脇から草や木の枝が道路に飛び出していて
しかも狭いし、あまり回避スペースがない。
ゴミ収集車が前に走っていたが、対向だと確実にすれ違えない。
県道540号線から県道154号線に合流すると少し交通量が増えたが
問題なく走れた。
■ 県道154号から信号機のある街へ下ってきた。
キャンプ場から30分も掛からなかっただろうか、信号機のある交差点に出た。
千種幼稚園前交差点。県道154号線が国道429号線に接する直前にある。
その交差点を左折して少し進むとガソリンスタンドとAコープがあり
千種川を渡るとすぐに施設に入れる。
川沿いの土手を上手く利用して建てられている立派な施設で
様々な用途に使われている様です。
その一角に温泉施設がありますが、規模は小さいかな。
露天はないけど、まどが開くので少し露天気分が味わえます。
私達が利用した時は他に客はいなく、男風呂は貸し切り状態でした。
休日でも空いているのでは?
■ エーガイヤちくさの温泉施設。
入浴後は、川の側のAコープに寄り追加の食料の買い込み。
帰りの山道もすでに周囲が暗いので対向車の確認がし易く楽な走行。
キャンプ場に帰ると管理人さんは既に居なく、管理棟付近はひっそりしている。

入口から私達のサイトへ戻るには、少し遠回りに走る事になる。
一通なので仕方が無い。
Bスペース群を抜けて到着。どうやらDスペースには誰も居ない様だ。
■ 周囲は真っ暗。
ご飯の仕度を終えて昆虫を探しての軽い散策だが、サンダルでいける範囲だ。
強烈な虫寄せ用の照明に虫が群がる。蛾は思ったより少ない。ご飯後はさらに散策を続行。
そして展望台に行く途中の木にコクワガタを発見。が網を持っていなかったので手で獲るが滑って落とした。
木の根本は草が覆い茂り、暗いので探しても見当たらない。
仕方が無い、また明日こよう。見失なっても大体は間を空けるとまた同じ木に戻ってくるので。

サイトに戻り、ごろごろする。さすがに周囲は何もないのでとても静かな所です。
が、静かな夜なのですが、散歩すると汗ばむので座って読書をする始末。
さすがにこれではとてもテント内では快適には寝れない。
毎年夏はアルプスの周囲でテントを張っていたので快適に寝れたが、ここはやはり標高が低いので暑いか。
で、テント内で寝る時は扇風機を全開。AC電源の使用料金を支払っていて正解だった。

折角お風呂で汗を流したのに..........濡らしたタオルで体を拭いてなんとか冷やすことに。
あと、500円掛かるけど、温水のシャワーという手もある。まぁ、なんとか寝たが。(-_-;)
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