■岐阜、郡上八幡■

                         岐阜、郡上方面
2006年4月28日〜30日          


2006年のGW、我が家は今年はじめてのキャンプへ出掛けることに
なりました。
去年のGWから全く動けなかったので、久しぶりのキャンプです。
それと、今回は次男のキャンプデビューでもあります。


目的地は我が家から適度な距離に位置する岐阜県は郡上八幡。
風情ある町並みを訪問する事に。
名神、東海北陸道を経由して自宅から2時間半ぐらいで
郡上I.C.に着きますが、空いている早朝の八幡市内を観光したいので
いつもの様に自宅を深夜に出発。
郡上八幡I.C.の手前の瓢ヶ岳S.A.で軽く1時間半ほど仮眠休憩。

■八幡iI.C.に到着。
ここまでの高速道路での走りは
最近のガソリン価格高騰の為、超低燃費走行の平均90キロ走行。
出発前、仕事の帰りに行きつけのG.Sで
(H18/04/27時点でレギュラーリッター117円)
そこは近所で一番安いG.S、でもキャンプから帰って給油したら
122円に。一気に5円もUPした.....。
超満タンの55リッターで7000円オーバーひょえ〜!
そんなカメさん走行のフレを後続車は抜かさずについて来ます。
みなさんも同じ節約走行の方々でしょうか。

話は戻り、夜が明けて瓢ヶ岳S.Aを出発。
ここから郡上I.Cまでは短い距離ですがいくつものトンネルを
くぐり抜けます。
I.Cを降りて少し寄り道。長良川鉄道の郡上八幡駅に立ち寄ります。
5分ほど滞在後してから市内へ向かいましたが、早朝のため誰も
歩いていません。取りあえず、早朝の市内を車で散策。

■長良川鉄道の郡上八幡駅
建物に関しては
所々に古き良き時代の
面影が残っていますが、
もう少し街全体が
レトロな雰囲気で
まとまっていたら
よかったかな。
モルタル仕上げの建物や
派手な看板が目に付き
雰囲気を損なう感じ。

想像していた町並みとは少し違ってたけど、徒歩でじっくりと
散策したら、もう少し違う角度で観れるかな。
古い町並み通り、突き当たりがお寺。
そんな市内を一通り散策して、城の高台へ。ただ、この城がくせ者。
一方通行で結構細い道を登っていくのですが
下手につっこむと切り返しが困難になるコーナーがありまして
5Mオーバーのキャンピングカーでは慎重な走行をお勧めします。
私はこんなの楽勝だよ〜と順調にコーナーをクリアしてたのですが
最後に頂上間近で失敗して何回か切り返すハメに.....。
なんとか頂上に登ったら、そこには小さな駐車場がある。
子供達は寝ているので、城の見学はせずに下ることに
帰りの下り道は舗装も綺麗であっという間に麓の公園に到着。


そろそろ朝ご飯をと、国道沿いのローソンでおにぎりやパンを購入。
次はお目当ての鍾乳洞へ。
青地の大きな看板を目印に進みます。

■風情ある通りですが 電柱などが目立ちます。茶色に塗れないかな。
市内からR156で少し南下した所に
大滝鍾乳洞への向かう道があります。
20分ぐらいで着きました。
広々とした駐車場にはまだ誰もいません。
どうやら、私の記憶通りで8時半から営業する
みたいです。
暇つぶしにあっちこっち散策して、
ようやくスタッフが車で現れました。
入場料は、チャッカリとかみさんがネットで
割引券を出力して持参していたので
大人1000円が800円に。
■大きな看板で分かり易い。近くに縄文鍾乳洞もあるが
 700mの洞内は明かり無し。本格派向き?
■一番乗り。トイレもあってPキャン出来そう。
大滝鍾乳洞はケーブルカーで
入口まで登り、ひと一人やっと
通れる洞窟を1Km 程歩きます。
しゃがまないと進めない場所が
多々ありまして、
頭上に注意しないとおでこを
ぶつけます。


ここは鍾乳洞がメインの様ですが、
どうやら釣り堀の方が人気で
家族連れで大変賑わっていました。
■距離は短いが本格的なケーブルカー
■不器用な息子でも釣れます。 ■火加減を調整しながらじっくり焼き込みます。

ここの釣り堀の魅力はなんといっても安い。
一本300円の釣り糸が切れない限り釣り放題。上手ならめちゃお得。
もちろん食べるのも無料。
釣った魚は自分でさばいて、薪をくべて火をおこして焼きます。
調理器具の使用も薪もタダ。支払うお金は塩代10円、皿も10円
ね、安いでしょ〜。
息子も自分で釣った魚をおいしいと食べてました。
長く焼き込み、かなり塩をまぶして川魚特有の臭みを消したのが
よかったみたいです。
かみさんは生きた魚はさばけません。この時だけは全部私です。
そんなこんなで、かなりの時間ここで費やして次は何処へいこうか、
家族会議。
チェックインまで間があるので、とりあえず、R156を北上。
道の駅白鳥は後回しに、長良川鉄道の郡上大和駅に寄りさらに進む。
すると、尾根が真っ白な山が正面に見えてきた。
お〜っ! 白山かな。青空に白い山、久しぶりに見る光景。
近くの農道に車を停めて、のほほ〜んとこの景色を眺めらながら
軽い食事休憩。
■ R156を走行中、長良川鉄道が前方から。
もっと良いポイントがあるかなと先に進もうとしましたが
明日もこの道を通るので今日はここまで、先程の道の駅まで
引き返します。
道の駅で次男坊のマンマを与えて、私は長男と場内を散策。
ここには中央に足湯がありますね。堀には鯉も沢山泳いでいて
綺麗な庭園といったところ。
黒ごまのアイスクリームを食べてから道の駅を後にキャンプ場へ。
■いい眺めだね〜。
再び八幡市内からR472を東へ、途中、並行して走る県道に移り
のどかな田舎道を行くと、右手にコケコッコ村が見えてきます。
実は、キャンプ場の入口はその手前にあったのですが
あまりにも標識が小さく、逆にコケコッコ村の看板が
目に飛び込んできたので知らない間に通り過ぎました。
もっとも、カミさんは気付いてたらしいです。
コケコッコ村に一旦入ったのですが営業は4時までなので
先にキャンプ場でチェックインと設営をすませて再度来ることに。
来た道を少し戻り、標識通りに奥へと進むとすぐに管理棟が
見えて来ました。
■さりげない標識。
今回利用したのは郡上八幡リバーウッドオートキャンプ場。
混んでいないG.W.の前半を狙って..... 正直、計画はG.W.直前に
決まった事で、G.W.後半の連休は何処のキャンプ場も満杯。
幸いにも前半は何処も空いていて、どちみち次男はまだまだ幼いので
混み合うキャンプ場ではご近所さんに気を遣います。

チェックインではメール予約の特典で、受付時に地元名産の佃煮を
頂きました。
なにより、融通の利く管理人さんで
キャンプ直前まで日程が定まらずに何度か変更したのにも
かかわらず、その都度、親切な対応でメールを頂きました。
現地でも同じ対応で気持ちよく入場出来ました。
規約ではサイトは選べないのですが、現地に着いてから好きな場所を
選んでいいですとの事でした。
■管理棟です。夜7時まで管理人さんが居ます。
受付時にわかったのですが、どうやら本日の予約では私達だけの
貸し切り状態。飛び込みで来るかもしれないけれど管理人さんは
サニタリーの前にある22か23のサイトを推薦。キャンプ場が
混み合う場合は、トイレの開閉時の音や、人が集まる場所なので
私達は常に遠慮する場所。今回は誰もいないのだからいいかと
決めましたが、自動給湯ボイラーが24時間稼動でちとうるさい...。
■ 2つのサイトのど真ん中
今回はタープのみ設営、
テントを張らずに車で寝る事に。
荷物を全部降ろしているので
車内は広い。
■サニタリーの正面。 ■おやつにいなり寿司の争奪合戦。クレクレタコラな次男坊。
一通り、設営を終えて4時に閉まるコケコッコ村へ急ぎます。
ここには羊にウマ、ウサギなど沢山の動物とふれあえます。
我が家は動物好きなのでかなりの時間をここで費やしました。
■ネット予約の特典は地元の名産フキの佃煮と一年半有効の
 500円割引券。佃煮は美味しい。
■高低差のある敷地。
次にキャンプ場で割引券を頂いた明宝温泉へ。
せせらぎ街道R472を北上、車で20分ぐらいの所に山に囲まれた
明宝温泉があります。
有料道路の料金所直前で右折して温泉へ向かいます。
到着後、車から降りたら寒い。キャンプ場より標高があります。
露天風呂につかり、青空を見ながらの入浴はこれまた久しぶりです。
そんな中、女風呂からは次男坊の泣き声が......。

風呂から上がり、畳の休憩室でしばらくゴロゴロ。次男坊はとても
うれしそう。
駐車場に戻るとフレの横には埼玉ナンバーのフレが停まっていました。
こんなに広い駐車場なのにわざわざ施設から離れている
私の横に停めるとは確信犯か....。
■ここまで来るとけっこう寒いです。
ホッカホッカのうちにキャンプ場に帰ってご飯の支度。
ここも少し寒くなってきた。
そうそう、ここの地面は固く、砂利が薄く敷き詰めてあるのですが、
アルミやプラペグでは歯が立たないです。
すかさずスチールペグに換えてなんとか固定。
周囲の環境は、県道が真横に走っていますが、地元の人しか
通らない道なので、夜はほとんど走っていません。
ただ、川の対岸にある国道R472を走る車の音の方が気になりますが
こちらも夜中は殆ど走っていませんでした。
場所によっては民家が見えますが、大抵は道路沿いの木々で隠れます。
ここでは静かな夜を過ごすことが出来て快眠。

管理棟付近から県道を見る。夏は水遊びにいいみたい。
場内の一区画だけこんなものが群生または栽培している?。
ニラみたい。
自宅から持参した枯れ木で焚き火。
早朝、天候は昨日の晴天が嘘の様な曇り空に少し小雨模様。
そんな曇り空の下をバイクの団体さんがR472を北上してきます。
こちらも朝食を済ませてそろそろ移動することに。
タープに付いた水滴も乾いたので撤収開始。
日差しはないのですが、すべて終わったら汗をかいたので
最後に無料のシャワーを利用してキャンプ終了。
管理人さんに別れを告げて11時半に出発。



本日は長良川鉄道の終着駅北濃駅に立ち寄り福井県は勝山へ。
R156を北上、右手に道の駅白鳥が見えたら終着駅にはすぐに着きます。

明くる日は曇り空。

ラッキーな事に300系が待機していました。
ここ北濃駅構内にはターンテーブルがあります。
構内で写真を撮ってから出発。
■ 長良川鉄道の終着駅、北濃。
分岐点まで戻りR158を西へ。
途中の九頭竜湖を眺めながら
福井へ。

あいにくの天候でどんよりと
厚い雲に覆われてます。


少し天候が回復した頃に、福井県は大野までやって来ました。
ここから少し北上するところの勝山には県立恐竜博物館がありまして
息子が見たがっていた恐竜さん達がおります。
■福井県までやって来ました。
到着すると地元ナンバーの車が多く、公園は家族連れで一杯です。
館内も賑わってます。しかし、ここの恐竜博物館は凄い!
仕事柄、噂には聞いていたのですが来館は初めてで感動。
施設も凄いけど、展示してある化石などの数も凄い。
ここは、恐竜好きなお子様なら大喜び間違いなし。
■ 施設の屋上は全面芝生で気持いいです。
館内は写真ok。ただし、フラッシュと三脚禁止!
展示スペースは暗いので、所々にあるベンチにカメラを置いて、
スローシャッターで記念撮影するのね。
でも、息子はじっと出来ない性格ですのでぶれるのね.......... 。

周囲に点在する公園は小規模な遊具があちこちに散らばり
隣の公園への移動も距離があるから幼い子と一緒の方は車で
移動する事をお勧めします。
■動くな!!しかし広角でないと収まらないデカイ恐竜。
帰路は北福井インターから、北陸道を走り名神へ。
帰り道もしっかり90キロ運転だから
前を走る大型観光バスとず〜とランデブー。
泊まった場所又は仮眠した場所。    

A 郡上八幡 リバーウッドオートキャンプ場


走行距離 680Km


平均燃費 8.5
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